ThinkPader9704Pのちょこっとデイズ

小さくて大きな一日の出来事や趣味などを綴る小さなウェブログです。

タグ:日記

さて、今年初めてのシリーズは『RICOH XR-P』だが、このモデルはリコーが1984年(昭和59年)に発売されたプログラム機であるが他社とは一線を画するものとなっている。
当時の一眼レフでは『プログラムモード』を搭載させる事が一つの流行となっており、同時に露出などに詳しくない初心者にも使い易いカメラを目指して各社がプログラムモードによるアプローチが加熱していた。

その時期に登場した主なプログラム機は『Nikon FA(1983年)』『MINOLTA X-700(1981年)』『OLYMPUS OM-4(1983年)』『PENTAX Super A(1983年)』となっており、大手メーカーからは一通り販売されていた。
そんなプログラム戦国時代に出したリコーの一機がこの『RICOH XR-P』だ。
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先ずは、前面から見てみると脱着ボタンとセルフタイマー兼インターバル用スイッチが備わっており、シンプルな物となっている。
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移って軍艦部を見るとシャッターダイヤルとモードダイヤル、ファインダー採光窓とビープ音スイッチと電源スイッチが備わっている。
このダイヤルスイッチに上から『PD』『P』『PA』と3つのモードが存在するが、これがリコーが一番に売り出した最大の武器である。


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ツイッターで時折、報告っぽい感じでツイートをしている動画制作ですが……中々、上手いこと仕上がりません。

さて、今回は『結月ゆかりの写真教室』というシリーズの概要や構想をこの場で語りたいと思います。
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この『結月ゆかりの写真教室』ですが、写真撮影をある程度楽しんで一眼レフに移行したいと考えているユーザーや各メーカーの機材やレンズの傾向や注意点などを解説していき、失敗しない写真ライフをお送りしていきたいと考えて制作に至りました。
第一回目が『ニコンFマウント基本解説編』というサブタイトルになっておりますが、これは敢えて『一眼レフのマウントの中で複雑で困惑しているユーザーや初心者が多いと考えた』為です。

そんな感じで制作を進行しておりますが、基本的な部分は完成しましたが音声などと言った部分は未だ編集中で60%といったところです。

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今日は冷たい雨が降る最悪な日だったが、夕刻にヤマト運輸からリコーの荷物が来たが……私は何も注文していなければ、修理依頼もしていない。
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中身はそれほど重くはなく、巷で話題になっている100周年記念プリズムではないだろう。

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さて、伝票にはリコーイメージングの販売促進グループと記載されているのでオンラインショップからの配送では無いのは明白である。
うーん、一体何が送られてきたのだろうかと考えていると思い出した……先月催されたペンタックス100周年記念ファンミーティングではないかと。
品名には『PENTAX100周年記念品 在中』と記載があるので、記念ペンタプリズムか100周年記念グッズのいずれかだろう。
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さて、今回は二年前に購入したNikon F2 Photomicを実戦投入すべく欠けているアクセサリーを購入していこうと言うことである。
そのアクセサリーの価格やリンクは最後に纏めておくので、参考にして頂けると幸いである。
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この個体、購入当時から三角環が取り付けられておらず使用するのに不便であったが、暫くは他の機材での撮影をしていたので中々手を付けられずにいたのであるが……流石にそのまま放置して使用せずにいたら機材そのものが使えなくなってしまう恐れがあるので、パーツの購入に踏み切ったのである。

三角環はストラップを取り付けるために設けるものだが、様々な形や大きさのものが多く流通している。
その中でも取り付けやすいのがニコン製のものであるが、穴へ通すための棒があり取り付ける時に取れるように設計されている。
その三角環を取り付けたら、三角環当てプラスチックと呼ばれる保護キャップを取り付けて完成である。
このプラスチックはストラップを固定させるだけでなく、三角環が様々な方向に動いて事故を起こさない様にする役割も果たす。

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さて、皆さんはコンタックスというブランドをご存知だろうか?

コンタックスはかつて、ヤシカが西ドイツ(現在のドイツ連邦共和国)の老舗メーカー『ツァイス・イコン』とライセンス契約を締結して実質的にカメラ事業を譲渡したのである。

そんなコンタックスであるが、1975年に『Real Time System』と称したシステムが登場するのだ。
そう、今回取り上げるCONTAX RTSの初モデルかつ初フラッグシップ機である。
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このRTSなるシステムは指を触れただけで瞬時にシャッターが切られる『フェザータッチ』が売りの作品作りを最優先したストローク0.7mmという驚異の浅さが話題となった。
それだけでなく、くまなく電子化する事で高精度なシャッタースピードや露出計などが実現されたのであるが、それが災いして批評の一つになってしまったのである。

それが電磁レリーズのカムの設置位置が三脚穴の近くにあるという設計ミスで、三脚取り付け時の負荷によって故障してしまうというものである。
それだけに留まらず、ミラーが両面テープによる固定でミラーズレやミラーの外れが発生してしまうなど、様々な部分で故障が発生してしまうのであった。


そんなCONTAX RTSを手に入れた経緯というのが、やはりツァイスの描写というものに触れてみたいという一つの動機からであった。

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