長野県の某ホテルに赴任している間に……唐突にも中判カメラに手を出してしまったのである。

そう、1989年に発売されてから発売が終了された2010年までスタジオ撮影などでは定番だった富士フイルムの中判カメラの『GX680』である。
何故、このカメラに手を出してしまったかというと……某オークションでの出品価格が相場よりも非常に安かったのと、中判カメラでも撮影してという単純な動機からであった。

しかし、その競り落としたカメラを包み込んだ段ボールを見て驚愕した……。
他の中判カメラよりも大型で手持ちでの撮影が少し困難な重量ほどあるんじゃないかと。

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そう、このカメラは中判カメラ(6x8判)の中でも比較的大型な方に分類されるほどで、重量が約4.1kgという事で既に屋外での手持ち撮影は想定されていないものであった。
更に、安価な三脚だと直ぐにカメラの自重で前のめりになって倒れてしまうか、三脚自体が破損してしまうであろう。

そんなものを何処で使うんだと口を揃えて言うでしょうが、取り敢えず今のところは静態保存という形で運搬可能な状態になるまで保留という事にしておく。

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