ThinkPader9704Pのちょこっとデイズ

小さくて大きな一日の出来事や趣味などを綴る小さなウェブログです。

タグ:一眼レフ

前回の投稿から大分間が空いてしまったが、決して死んでしまったとか失踪してしまったとか……そういうことはないので安心して欲しい。

さて、今回はタイトル通りに『いつの間にかお迎えしていたPENTAX K-5とPENTAX K-7』のお話である。

そんな事の発端は或るツイートからであったが、あれから某消費者金融のカードを二枚も作ってまで購入する羽目になるとは思いしなかった。

そんな当時の私の状況を簡単に纏めてみると、こんな感じになる。



私「うーん、ペンタックスのレンズを前々から活用したいと思っているんだが……どれが良いんだろう?」

ツイッターでは「K-5は高感度に強い」という声や「K-7は低感度向けだけど、面白いから買ってみなよ」という声があった。

私「よし、両方買っちゃえば良いんじゃないかな……でも、給料が支給されていないし、無線機セットの代金も払わないといけないしなぁ」

そこで、一か八かでカードローンの審査を受けて合格するも、誤って郵送にしてしまう(この時点では審査に三度も落とされていた)

私「しょうがないから、某サンドイッチマンがイメージキャラクターのところも受けて融資してもらうか」

という経緯で手に入れた二機になるが、いずれもバッテリーチャージャーが付いていなかったのであった。


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さて、今回はニコンのフラッグシップ機『Nikon F2 Photomic』を数か月前に手に入れたので、見ていきたいと思う。

このNikon F2というと1971年に発売されたニコンのフラッグシップ機であるが、同時期にライバル社のキヤノンからCanon F-1が出たのは有名な話であろう。
そんな70年代のフラッグシップ機であるが、実は翌年の札幌オリンピックに向けて超望遠レンズと共に開発していたものでもあった。

そして、当時のフラッグシップ機だったNikon F(1959年~1971年)の大きな欠点だった超望遠レンズを使用した際のミラー切れ(ミラー切れとはレンズの像がミラーに入りきれずに途切れてしまう事)を解消すべく改良を施したというのである。

という事で、1972年の札幌オリンピックの際にNikon Nikkor-H 300mm F2.8と共に活躍したモデルである。

因みにIOC(国際オリンピック委員会)公認モデルもあり、そのお墨付きとしてオリンピックの五輪マークとIOCRD N72-xxSという形式のシリアルナンバーが付与されている。

http://cameranonaniwa.jp/shop/g/g2111012074250/
(2017年8月20日現在:レモン社にて56万円で販売しているのを確認)続きを読む
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さて、今回は以前購入したASAHI PENTAX K2を紹介していこうと思う。

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このPENTAX K2は1975年6月に登場したKマウント(ニコンのFマウントやミノルタのSRマウントと同じバヨネット式)と共に登場したKシリーズの最上級機として世に出た名機と云われている。

そんなASAHI PENTAX K2を破格値の2,980円でヤフオクで競り落としたという事で、その時は『ネタという事』にしていたが、まさか不調だったとは思いもよらず……。


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さて、今回はお待ちかね(?)のOM一桁シリーズの紹介をしていきたいと思う。

最初はTTLダイレクト測光で一世を風靡したOM-2の後継機であるOM-2Nを見ていきたいと思う。

そもそもOM一桁シリーズは一体何ぞやというと、当時(1972年)の一眼レフの三悪(重い・大きい・ミラーショックが大きい)を解消させた新しい一眼レフを目指したシリーズとしてM-1(後にライカが貴社のブランド名と被るので改名するように警告される)が登場し、OMシステムが終了する2002年まで長らく続いた。
そんなOM一桁シリーズだが、フルマニュアル機のOM-1シリーズとAE機のOM-2シリーズがOMシリーズの礎を築いていく事になる。

さて、このOM-2Nは1975年に登場したOM-2を改良して1979年に世に放った名機であるが、一体何処が改良されたのか紐解いていこうではないか。
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さて、前回紹介した中判カメラだけではなくてオリンパスが誇る一眼レフシリーズのOMシリーズの数々を買ったので、そちらを紹介していこうと思う。

先ずは、二桁シリーズの礎となったOLYMPUS OM10を見ていこう。

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このOLYMPUS OM10は1979年に大場久美子をCMキャラクターとして起用して、4万3000円で販売されたコンシューマー向けモデルである。
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このモデルの大きな特徴はAE(自動露出)機能による簡単撮影であるが、別売りのマニュアルアダプターを装着することによって、他のモデル同様にマニュアル撮影が出来るようになるという面白いものである。

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しかし、あくまでもアマチュアが簡単に撮影できることを目的に設計された本モデルは、マニュアル撮影を主眼に置かれていないので、マニュアル撮影の時は少々使い難いものとなっている。

さて、そんな機体を手に入れたのは良いものの……カメラバックが開かないという不具合を抱えているので、どうしてもフィルムの装填が出来ないのであった。
更にいえば、本モデルはフォーカシングスクリーンは固定式なので、他のモデルの様に簡単には交換出来ない仕様となっている。

しかし、『軽く撮影しよう』とか『お散歩カメラとして使おう』と云うようにヘビーユーザーよりもライトユーザの方が使い易いものとなっているのではないだろうか。続きを読む
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