ThinkPader9704Pのちょこっとデイズ

小さくて大きな一日の出来事や趣味などを綴る小さなウェブログです。

タグ:カメラ

前回の『近状報告』にて、Nikon F-601QDの内容を綴りましたが、今回は簡易的なものではなく『機能や音』を纏めていきたいと思います。

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先ず、Nikon F-601QDにスポットを当ててみましょう。

ファインダー内にある『液晶画面』を見てみると、こんな感じになっているのです。

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露光不足で右端にある『フラッシュ』が赤く点滅して、『A』(オートモード)の隣に『Lo』と表示されます。
内蔵のフラッシュライトのポップアップか別売りのスピードライトをホットシューに装着して、電源を点けると『フラッシュ』が赤く点灯します。
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F値の隣にホワイトバランスの情報が表示されるので、状況に応じてホワイトバランスの調整が行える仕組みに為っています。

次に操作盤の方を見てみます。

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液晶画面には撮影モードと測光モード、フィルムのISO値の表示のほかにホワイトバランスの値とフィルムの残り枚数の表示がされます。

設定などの変更に、右にあるダイアルを使って操作します。

片手で操作して、ファインダーでシャッターチャンスを待ちながら設定を変更できるということに為ります。

音を聞いてみます。このNikon F-601QDにはバルブ撮影モードがあり、天体観測や夜景の幻想的な写真が撮影できます。
但し、三脚とレリーズケーブルが必要に為ってきます。

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ここでは詳しく見ませんが、Nikon F50Dにはバルブ撮影モードが無く、代わりに『タイム撮影モード』が搭載されています。
バルブ撮影モードとの違いとして、バルブ撮影は『シャッターボタン(又はレリーズボタン)を押し続けることによって、長時間露出される(長時間シャッターが開かれる)』のに対し、タイム撮影は『シャッターボタンを押したらそのまま露出され、再度シャッターボタンを押さないと露出が終了されない』と云う点。

レリーズケーブルを持たない者は『タイム撮影』が向いているかと思います。また、天体観測など数時間の露出が必要な方も『タイム撮影』が良いでしょう。

逆に、レリーズケーブルを持っている人は『バルブ撮影』の方が効率的だと思います。

話を戻して、音の話にします。

今回は、撮影時のシャッター音を録音してみました。NikonとCanonのシャッター音の違いを楽しんで頂ければ幸いです。

録音機材として、iPhone 5sを使用しました。

バルブ撮影モードのシャッター音とマニュアルモードでのシャッター音(1/2000秒)の他に、フィルム巻き上げ時のモータードライブのモーター音を録音しました。
また、スピードライト(Nikon SB-24)で調光をしたので、スピードライトの電力チャージの音が聞こえると思います。

オートフォーカスでの撮影を録音したので、レンズのピント調整を行う際のモーター音が轟くかと思います。
Nikon F-601QD.m4a



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私の所有する一眼レフが、他の回でお話しした通り『銀塩一眼レフ』と云う事も有り、フィルム代や現像代が馬鹿にならない。その上、ネガフィルムの管理が面倒この上ない。(高温多湿な環境で保管すると、黴やワカメ((カセットテープで多く見られた現象で、劣悪な環境で保管すると乾燥したワカメのように縮れてしまう))で駄目にしてしまう)

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現像を待ち望むフィルム4本だが、現像代を試算したところ『6840円』も掛る事が分かった。
※現像代は『現像フィルムのサイズ』と『現像用紙のサイズ』の単価の合計額を計算したものである。
内訳は以下と為っている。

現像フィルムのサイズ(35mm):2808円(702*4)→同時プリント(各一)の為、4つの計算とした
プリントサイズ(L判):4032円(42*96)

これを見て、デジタル一眼レフ(またはデジタルミラーレス一眼レフ)に乗り換えろという方は多いかと思います。

しかし、私はフィルムで遣るという信条があるので。ただ、デジタル一眼レフが欲しいのもまた、私の真情である。

さらに言えば、写真コンクールに出場したいと思っていたりもする訳である。

f6723c6a.g

そこで思いついたのが、フィルムのデジタル現像サービスである。


最近、私も使ってみようと会員登録してみたが、金欠状態の私はまだ使っていない。

003c3100.g
見てみると、シミュレーションが出来るので遣ってみたらこんな価格だった。

画質を捕るか、安さを捕るかはユーザーに委ねられるが、私は画質を捕る。

そんな事しなくても、『富士フィルムフォトコンテスト』であれば銀塩写真で応募できるからいいが。

デジタル化したいが、ネガフィルムスキャナーが無くて出来ないという方や写真屋でやると高く付くなと思っているあなた。

これを検討するという手も有るので、財布と相談して試してみるのも一考かも知れません。

URL:http://www.toylab.jp続きを読む
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一眼レフを触れるようになってから、レンズに興味が出てきた。

しかし、今回は快適な撮影と効率的な撮影を求めるためにストラップとレンズフードを購入した。

実をいうと、レンズフードの特性に疑問が有ったりして購入を見送っていたが、レンズ保護を最優先するために購入に至った。

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Nikon HB-1という純正レンズフードであるが、よく使われている丸型フードである。

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バヨネットの特性から、フードを逆さにして装着することによって収納できる。
Nikon HB-1は1986年7月から現在まで製造販売している。

そして、先日購入したCanon EOS 10QDのためにレンズを購入した。

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1987年から1990年まで製造販売されたCanon EF 70-210mm 1:4であるが、F値4という比較的明るいレンズであるため多用することに為るかもしれない。

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画像から判る通り、フォーカスモードの切り替えをレンズ側で行う仕組みに為っている。

また、レンズが現在主流と為っている『回転式』ではなく『直進式』なので、レンズのサイズが大きくなってしまうという欠点がある。

しかし、回転式とは異なって瞬時に倍率の変更が出来るので、即戦力のあるレンズである。

ただ、このレンズ。ピントリングでの倍率変更が出来ないという曰く付きであり、変更する際にはレンズの先端を回転させなければならない。

それ以外の不具合は無いので、特に不満は無い。

よくよく思ったことであるが、手元に『望遠レンズ』しかない

次回は、EOS 10QDの使用レポートに為ると思います。


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Nikon F-601QDとNikon F50Dを所有している私でありますが、何故か「Nikon機を持っているなら、Canon機を持ってみるのは如何だろうか」と云う理論で500円の『Canon EOS 10QD』を購入してみた。ただし、ボディキャップは付属しなかった。

Canon EOS 10QD Auto Focus Sensor

見た感じ、右側に備え付けられている測光用センサーが大きいと思った。

当時のCanonは精度重視のAFではなく、速度重視のAFシステムが主流だったという訳ですが。

Canon EOS 10QD


このカメラ、1990年に発売された実質的二代目EOSであるのだ。

さらに、別売りのバーコードリーダーを使用することによって、プロの撮影を真似することが出来るという謎のシステムも実装されている。

しかし、90年代のAF機は変わった機能とか良く実装したものだなと思う…。(実際、誰得だよと云わんばかりに周辺機器の価格が高い上に使いにくい。それに加えて、ファンクションの方が分かりにくい…)

取り敢えず、EOS 10QDはエントリーモデルであり、プロアマチュアモデルである。

140,000円(EF35-135mm F4-5.6USM付き)
90,000円 (ボディのみ)

と云った価格設定のCanon EOS 10QDであるが、Nikonは如何だろうか?

当時のNikon機(1990年当時)には、シャッター速度1/4000秒のモデルが存在しないので、Nikon F-801
で比較することにした。
(F-801は1988年に発売されたモデルで有るが、1/8000秒のシャッター速度で世界初の名を与えられた名機で有ったりする)

104,000円(ボディのみ)
レンズキットの価格が見当たらないので、レンズキットでの販売はされていなかったということに為る。

比べてみると、明らかにCanon機の価格が高いことが分かった。しかし、Canonの価格設定は強気だなと思ったのは私だけかもしれないが、バブルの末期だから仕方が無いのかもしれない。



実際のCanon EOS 10QDのシャッター音を記録した動画である。(無論、私が記録した物ではない)

うーん、私はCanon機のシャッター音は好きではないのだ。と云うのも、シャッターを切った時の爽快感と言いますか。そんなものが少々足りなかったりする。

Nikon F-601QD & Canon EOS 10QD
同じ1990年製のNikon F-601QDと並べてみた

そんなこと言いますが、EFマウントレンズを購入しておりません。

Nikkorレンズなら有るんですが、基本的に一眼レフの世界では他社のレンズ間に互換性が無いので…。(コンバーターを使えば、この限りではないが)

詳しい情報はリンク先に記述されているので、詳しく知りたい方は其方をお勧めする。(ただし、リンク先のサイトは英語なので英語が駄目な人は機械翻訳で何とかするといいだろう)

http://www.mir.com.my/rb/photography/hardwares/classics/eos/eoscamera/EOS10QD/index.htm
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暫くの間、更新のブランクが出来てしまいました…。

というのも、私の私生活のリズムが変わりつつあり、忙しくなってきたからです。

言い訳にしか為りませんが、本当にすみませんでした。

近状を報告しますと、私の通う高校にある写真部の部長として活躍することに為りました。

と同時に、念願の一眼レフを購入しまして、撮影に出かけたりと充実しております。

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1990年に発売された「Nikon F-601 Quartz Date」ですが、年代からして銀塩カメラです。

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レンズもF-601QD購入直後に購入しました。「Nikon AF Nikkor 35-135mm f:3.5-4.5」です。

1988年にリニューアルされた高倍率レンズのオリジナルで、1986年から1988年まで製造されたものです。
年代が年代で、レンズに傷やカビが生えていたりしますが、撮影に問題ない程度です。

しかし、単焦点レンズや望遠レンズとは違って、オールマイティなレンズです。

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武骨なF-601QDにピッタリなレンズだと私は思います。

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右には、1994年に発売された「Nikon F50」です。シャッター音やシャッター速度に不満が有るので、サブ機の扱いでいます。
Nikon F4sが来たら、補欠扱いに為るかと思いますが…。

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