さて、前回紹介した中判カメラだけではなくてオリンパスが誇る一眼レフシリーズのOMシリーズの数々を買ったので、そちらを紹介していこうと思う。

先ずは、二桁シリーズの礎となったOLYMPUS OM10を見ていこう。

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このOLYMPUS OM10は1979年に大場久美子をCMキャラクターとして起用して、4万3000円で販売されたコンシューマー向けモデルである。
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このモデルの大きな特徴はAE(自動露出)機能による簡単撮影であるが、別売りのマニュアルアダプターを装着することによって、他のモデル同様にマニュアル撮影が出来るようになるという面白いものである。

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しかし、あくまでもアマチュアが簡単に撮影できることを目的に設計された本モデルは、マニュアル撮影を主眼に置かれていないので、マニュアル撮影の時は少々使い難いものとなっている。

さて、そんな機体を手に入れたのは良いものの……カメラバックが開かないという不具合を抱えているので、どうしてもフィルムの装填が出来ないのであった。
更にいえば、本モデルはフォーカシングスクリーンは固定式なので、他のモデルの様に簡単には交換出来ない仕様となっている。

しかし、『軽く撮影しよう』とか『お散歩カメラとして使おう』と云うようにヘビーユーザーよりもライトユーザの方が使い易いものとなっているのではないだろうか。
次は、OM二桁シリーズの第三弾のOLYMPUS OM30を見ていこう。

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こいつは1982年に発売されたOLYMPUS OM20をベースにフォーカスエイド機能とオートフォーカス機能(詳しく言うとオートフォーカスレンズとフォーカスエイド機能を連動させたもの)を別売りのアクセサリを用いて自動的にシャッターを切らせるという事が出来るように改良されたものである。

しかしながら、第一弾のOM10と第二弾のOM20と同じようにモータードライブには対応していないので、高速連射が必要な時にはあまり向いていない感じではあるだろう。

更に、当時の技術力からするとフォーカスエイド機能はお飾り程度のものでしかないので、精度が現在の様に高くないので実用的かといわれると『そんなに実用的ではない』としか言えない感じである。

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そんなことを言うが、前述したOM10とは違ってマニュアル撮影が普通に出来るので悪い部分だけではないと言っておきたい。

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だが……先程のフォーカスエイド機能が影響してか、ボタン電池(SR44かLR44)を5個も使用するというので不経済的かつ消費電力の大きさ故の環境性の悪さがあるのが難点であろう。

それでも、良くも悪くも『オリンパスらしい』部分が凝縮されているので楽しい。

次回はオリンパスのメインストリームであるOM一桁シリーズの数々を紹介していきたいと思っているので、括目せよ!